あさりのお味噌汁

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ぱらぱら読み:ファクトフルネス

【本の基本情報】

ファクトフルネス: ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド著

 
【読み始めた日、読み終えた日】

2020/9/13, xxxx/xx/xx

 

【本の重要な部分(自分の言葉に変換せず、そのまま書き写すことが大切)】
表紙:10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣。賢い人ほど世界の真実を知らない。事実に基づいて世界を見られれば、人生の役にたつし、ストレスが減り、気分も軽くなってくる。

P30:人は誰しも、様々な物事や人々を2つのグループに分けないと気がすまないものだ。そして、その2つのグループの間には、決して埋まることのない溝があるはずだと思い込む。これが分断本能だ。世界の国々や人々が、「金持ちグループ」と「貧乏グループ」に分断されているという思い込みも、分断本能なせるわざだ。

P58:ドラマチックすぎる「分断された」世界の見方の代わりに、4つのレベルで考える。これこそが、この本で伝授する「事実に基づいた思考法」の一つ目にして最も大事なポイントだ。

P59:多くの場合、実際には分断はなく、誰もいないと思われていた中間部分に大半の人がいる。分断本能を抑えるには、大半の人がどこにいるか探すこと。

P324:事実に基づいて世界を見れば、世の中もそれほど悪くないと思えてくる。これからも世界を良くし続けるために私達に何ができるかも、そこから見えてくるはずだ。

P339:ハンスはある時、人々がとんでもなく世界を誤解していることに気付きます。教育レベルが高い人も、世界中を飛び回っているビジネスマンも、またノーベル学者でさえ、事実に基づいて(ファクトフルに)世界を見ることが出来ていないのです。なぜでしょう?その理由は、誰もが持っている「分断本能」「ネガティブ本能」「パターン化本能」「焦り本能」など10の本能にありました。この10の本能を抑えなければ、事実に基づいて正しく世界を見ることが出来ません。今ある世界を正しく認識出来なければ、社会問題を解決することも、未来を予測することも、危機に対応することも出来ないでしょう。この本は、その10の本能を誰にでも分かるように説明し、どうしたらそれらの本能を抑えることができるのかを具体的に教えてくれます。それを学び、本能が引き起こすとんでもない勘違いに気づくことが、ファクトフルな世界の見方、つまり「ファクトフルネス」につながります。

 

【自分の感想を書く(本の要点とは違い、自分の考えをまとめる)】

この本を日本中の人達が読めば、コロナへの過剰反応がいくらか収まり、以前の日常が少しでも早く戻ってくるのではないかと思う。